フェラーリが中国進出20周年のイベントを開催したそうです。パレードには、じつに25万人ものひとびとが集まったそうです。中国でのディーラーは25店舗、年間販売実績は700台に到達したそうです。
広州モーターショーにあわせて開催されたこのイベントでは、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長も出席し、深い赤に黒のラインと中国特有のモチーフの中国専売特別仕様車も発表されました。
フェラーリは中国でも大人気のようです。
<press release>
フェラーリ、中国上陸20周年を記念
広州の街の沿道に、25万人の列
2012年11月22日、中国・広州発 フェラーリは、中国上陸20周年を記念して、11ヶ月間にわたり開催されてきた「フェラーリ・エキシビション」のクロージング・イベントを開催しました。イベント会場には、数十万人もの観客が、中国南部の都市、広州に詰めかけました。同イベントは、広州オートショー初日のプレス・デーにて、午前中に中国国内メディアの取材を受けたフェラーリのルカ・ディ・モンテゼーモロ会長の到着により、最高潮を迎えました。
モンテゼーモロ会長は、フェラーリのプレス・カンファレンス・スタンドにて、詰めかけた記者団を前に、フェラーリにとって中国が重要な市場であることを伝え、以下のようにコメントしました。「中国における、われわれフェラーリの市場導入20年は、まだ始まりに過ぎません。今日までに成し遂げた結果には、非常に満足しています。努力を惜しまず、私たちの夢と情熱を分かち合ってきた関係者の皆様に、感謝を申し上げます。中国で感じる温かさと愛情に支えられ、フェラーリは中国とともに成長していけるものだと感じています」。
大中華圏は、いまやドイツと並び、フェラーリにとって2番目に大きな市場に成長しました。25の拠点からなる強力な正規ディーラー・ネットワークを構築し、販売実績は年間700台以上に達しました。
同日午後には、130台を超えるフェラーリによるパレードが実施され、広州の街道は、この記念セレモニー一色で埋め尽くされました。フェラーリのお客様と観客、また、ファンの方々との熱気あふれる交流、そして一般の方々に初めて披露された「458イタリア」の中国市場向け限定モデルは、今回のパレードのハイライトのひとつとなりました。この車輌は、中国特有のモチーフを取り入れ、特別カラー「ロッソ・マルコ・ポーロ」に塗装されています。
パレードは、フェラーリ・ショールームを出発し、海心沙島にあるスタジアムへ向かいました。このスタジアムは、2010年アジア競技大会で成功を収め、2012年に国際 GT オープン選手権の優勝車輌「458 GT2」(ジャンマリア・ブルーニがドライバーズ・タイトルを獲得)をディスプレイしたエキシビションが開催され、1万8,000人の方々が会場に詰めかけました。
この祝典に、市内の観光名所である広東タワーがフェラーリ・レッドにライトアップされ、施設内では、フェラーリのお客様500名によるガラ・パーティーが催されました。パーティーの席上、ルカ・ディ・モンテゼーモロ会長は、「今日は、多くのフェラーリ愛好家や若者、そして街を埋め尽くすほど多くのフェラーリ・フラッグに囲まれ、すばらしい祝福ができました。このエキシビションは、中国におけるフェラーリの役目を象徴しています。 フェラーリにとって、この地がビジネスとしてのみならず、中国の皆さまのフェラーリに対する熱い想いを伝えていくために大切だと考えます」とコメントしました。